Department of Communications and Computer Engineering, Graduate School of Informatics, Kyoto University

非線形効果による信号劣化の高速評価法

波長分割多重伝送を行う場合には、光ファイバ非線形効果による伝送特性の劣化が顕著です。 伝送路設計時には特性評価を繰り返し行う必要がありますが、非線形効果の影響を考慮する場合、その計算時間は膨大なものとなります。 本研究室では、この非線形効果の影響を疑似雑音で模擬することにより、伝送特性の評価に必要な計算時間を約10分の1に短縮する手法を提案しました。